太陽を敵とせず…

今日は恵みの雨が降って、暑さもやや和らいでいます。
雨が大自然の恵みであるように、太陽もまた大いなる恵みです。
真夏の暑さを敵のように感じていると、照りつけられている間はずっと、ダメージを受けているような感覚になり、かなり精神的にもへたばってきます。
太陽無くして、命は存続すら出来ないにも関わらず、人間は真夏の太陽の光を嫌い、その恵みに感謝することを忘れて、太陽から逃げよう逃げようと、過ごしています。
メディアでは太陽の光をまるで敵のように宣伝して、人々を洗脳して、ビジネスにつなげるために必死です。
いつしか、太陽光線を浴びる度に恐怖心を抱き、心も身体もダメージを受ける生命体に退化してしまいました。
退化してしまった心身を元に戻すには、やはり同じくらいの長い年月を必要とするのでは、と思われるかもしれませんが、肉体は、心のエネルギーが変わった瞬間に、別のエネルギーを吸収できるように変化します。ですから遅すぎるということは一切ありません。
太陽の恵みに感謝することを、日課にして過ごしてみてください。
毎度の食事前に、『天地(あめつち)の恵みに感謝して戴きます』と言ってから食べるようにしましょう。(言うのが恥ずかしい場合は心の中で念じましょう)
屋内で過ごす時間が多い方は、1日に何度か太陽の光を浴びて、太陽の光を肌で感じて、太陽に感謝して過ごすようにしましょう。
心のエネルギーが変化した瞬間に身体が変化して、太陽の光が急に、温かな慈しみの光のように感じることができます。
『あぁ、この光のおかげで、私の命とあらゆる命は生きていられるんだなぁ』と。
もちろん、灼熱の日差しの下で長時間居ることは、やはり限度というものがありますので『過ぎたるは及ばざるが如し』ということも忘れないようにしてください。
『ひ』は『日』であり『陽』であり、『火』であり『光』であり、そして『肥』です。
太陽のエネルギーを植物たちは吸収して、土を肥やし、命の食べものを育んでくれます。
『ひ』はひふみの『ひ』であり、1番最初の根源的なエネルギーです。
私たちの祖先は古より、天照大神、大日如来、日向薬師、拝火(ゾロアスター)などなど、『ひ』を大いなるエネルギーとして、感謝して祀ってきました。
何万年前もの歴史の残る飛騨の地名の由来は『日抱き』であり、はるか昔の人類は、水に映る太陽を眺めて冥想をして、現代では考えられないような神通力を養い、予言をしたり、治療をしたり、テレパシーで交信したりしていました。
日向、日野、日立、日光、日高など、『ひ』のつく地は、『ひ』を抱きしめる神聖な場所だったということが想像できます。
そして日の本(ひのもと)の『日本』。
日本人は最も『ひ』を大切にしてきた民族だと思います。その日本人が『ひ』を忘れて過ごしてしまうと、何かとても大切な根源的なエネルギーが湧いてこない状態で過ごすことになります。
なぜか元気がない、なぜか病気になりがち、なぜか気持ちが暗くなってしまう、なぜか身体が冷たい…。
そのような状態になってしまうのは明らかに『ひ』のエネルギーが不足しているからです。
日本人に限らず、『ひ』はすべての命のエネルギーの根源です。
今一度『ひ』を感じて、『ひ』に感謝して過ごすことを心がけてみてください。
誰よりもあなた自身が光合しくなり、あなた自身がまぶしい『ひ』を放つ存在へと変化していきます。
早速、『ひ』を浴びに外に出てみてください。
確かに暑いとは思いますが、今まで感じていた熱が、別もののように感じることができると思います。
その熱のおかげで、まさしく私たち命は、今ここで生きているのです。
「雲がかかって太陽が出ていない」という方は、肉眼ではなく『温度』を感じてみてください。この『温度』こそが、太陽エネルギーの賜物です。
『温』という字は、「水のさんずい」に「日」と「皿」。
雨水、太陽のおかげで収穫できた野菜たちをお皿に盛る…。
『温もり』って、そういうことではないでしょうか。
『天地(あめつち)の恵みに感謝して戴きます』
普段から天地に感謝することを意識していると、自ずから自分の身の周りは、温もりで溢れた空間になっていきます。
今日から『ひ』を敵視する心を手放しましょう。
#自然農
#ホツマツタエ

つきよみ   自然農園

神奈川県厚木市•伊勢原市のつきよみ自然農園。年間40種類以上の野菜を育てています。

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